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インプラント情報
デンタルインプラント
英語のdental-implantからの輸入語でデンタルインプラントと呼ばれ、単にインプラントと略称されることが多い。その他、人工歯根、口腔インプラント、歯科インプラントなどの呼称がある。インプラント体を手術的に顎骨に植えて、インプラント体表面と骨の結合(オッセオインテグレーション)を期待し6週間から6ヶ月間の治癒期間を待ち、その上に人工歯冠・上部構造を何らかの方法(スクリュー、セメント、磁石など)で装着する一連の治療を、インプラント治療と呼ぶ。ブリッジや有床義歯と違って、天然歯の状態により近い機能・形態の回復が得られることが多く、また周囲の歯を削ったり、それらに負担をかける必要がないため、インプラント治療を受ける人は近年、増加している。
現在、実用に供されている人工臓器の中では、最も完成度の高いものであると考えられる。
インプラント治療にはしっかりした顎骨が必要なため、歯周病、破壊的な抜歯、長期間の可撤式義歯(入れ歯)の使用などで歯槽骨を喪失している人は、顎骨のほかの部分や腰などから骨を移植(自家骨移植)または、βTCPや脱灰乾燥した牛骨など(人工骨)を填入して、インプラントを埋め込む(歯科医は、「埋入まいにゅう」と呼ぶ)土台となる骨を構築する手術を必要とする場合が多々ある。
大阪市 インプラントなら とみもと歯科医院
現在、実用に供されている人工臓器の中では、最も完成度の高いものであると考えられる。
インプラント治療にはしっかりした顎骨が必要なため、歯周病、破壊的な抜歯、長期間の可撤式義歯(入れ歯)の使用などで歯槽骨を喪失している人は、顎骨のほかの部分や腰などから骨を移植(自家骨移植)または、βTCPや脱灰乾燥した牛骨など(人工骨)を填入して、インプラントを埋め込む(歯科医は、「埋入まいにゅう」と呼ぶ)土台となる骨を構築する手術を必要とする場合が多々ある。
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インプラントの応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インプラントは単独での埋入に加えて下記にあげる用い方もある。
* ボーンアンカードブリッジ - 下顎で5〜6本、上顎で6〜8本のインプラントを用い、セメント等で上部構造を連結固定するブリッジ形態の補綴方法。4本ですべておこなうものを特にall on 4(後述)と呼び近年症例が増えている
* all on 4 - 無歯顎患者に対し、4本のフィクスチャーで片顎すべての補綴を完了する方法。比較的新しい概念であり、エビデンスならびに臨床データに乏しい。
* カンチレバー - 上顎洞への近接等インプラントが難しい部位に対し延長ブリッジ(片持梁)の形で上部構造を作成し補綴する方法。インプラントの寿命が短くなると言う意見もあるが通常の埋入と比較して予後に有意差はないという報告もある。[1]
* ミニインプラント - 矯正のアンカーとして用いる補綴目的ではない小さな径のインプラント。直径2mm前後(通常のインプラントは3〜5mm前後)。頬側に打ち大臼歯の遠心移動、口蓋に打ち大臼歯部の圧下のそれぞれ固定源として用いる。
* インプラントを支台にしたオーバーデンチャー - 数本のインプラントを支台にし、それの維持力で義歯を固定するもの。下顎で骨吸収が進み義歯が安定させられない際などに有効。
* インプラントによるブリッジ - 埋入本数を減らす目的、また上顎洞への近接等インプラントが難しい部位を外す目的でインプラントを支台にしたブリッジをおこなう。天然歯との連結、ブリッジは近年の知見では禁忌であるがインプラント同士であれば問題ないとされる。
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インプラントは単独での埋入に加えて下記にあげる用い方もある。
* ボーンアンカードブリッジ - 下顎で5〜6本、上顎で6〜8本のインプラントを用い、セメント等で上部構造を連結固定するブリッジ形態の補綴方法。4本ですべておこなうものを特にall on 4(後述)と呼び近年症例が増えている
* all on 4 - 無歯顎患者に対し、4本のフィクスチャーで片顎すべての補綴を完了する方法。比較的新しい概念であり、エビデンスならびに臨床データに乏しい。
* カンチレバー - 上顎洞への近接等インプラントが難しい部位に対し延長ブリッジ(片持梁)の形で上部構造を作成し補綴する方法。インプラントの寿命が短くなると言う意見もあるが通常の埋入と比較して予後に有意差はないという報告もある。[1]
* ミニインプラント - 矯正のアンカーとして用いる補綴目的ではない小さな径のインプラント。直径2mm前後(通常のインプラントは3〜5mm前後)。頬側に打ち大臼歯の遠心移動、口蓋に打ち大臼歯部の圧下のそれぞれ固定源として用いる。
* インプラントを支台にしたオーバーデンチャー - 数本のインプラントを支台にし、それの維持力で義歯を固定するもの。下顎で骨吸収が進み義歯が安定させられない際などに有効。
* インプラントによるブリッジ - 埋入本数を減らす目的、また上顎洞への近接等インプラントが難しい部位を外す目的でインプラントを支台にしたブリッジをおこなう。天然歯との連結、ブリッジは近年の知見では禁忌であるがインプラント同士であれば問題ないとされる。
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インプラントの課題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
課題
骨の再生や増生は可能であるが、インプラント周囲に歯根膜を再生させることは出来ない。この歯根膜がインプラントに存在しないことが、天然歯と比べた時の大きな相違点である。
歯根膜は噛む力の感知の役割を果たす感覚器でもあり、歯根膜のないインプラントは、咬合機能圧に対する反応が天然歯とは異なると報告されている。天然歯とイ ンプラントを長期に並存させようとする場合に不具合が生じることがありうる。
また、歯科医師の過剰および政府による診療報酬削減により、新しくインプラント治療を始める歯科医師も多く、手術の技術、経験、経過観察などのレベル差が大きいといったことがある。
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課題
骨の再生や増生は可能であるが、インプラント周囲に歯根膜を再生させることは出来ない。この歯根膜がインプラントに存在しないことが、天然歯と比べた時の大きな相違点である。
歯根膜は噛む力の感知の役割を果たす感覚器でもあり、歯根膜のないインプラントは、咬合機能圧に対する反応が天然歯とは異なると報告されている。天然歯とイ ンプラントを長期に並存させようとする場合に不具合が生じることがありうる。
また、歯科医師の過剰および政府による診療報酬削減により、新しくインプラント治療を始める歯科医師も多く、手術の技術、経験、経過観察などのレベル差が大きいといったことがある。
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インプラントの種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インプラントは世界に100〜200種類が存在すると言われている。
* ノーベルバイオケア社
o ブローネマルク - 歴史が長く世界でもっとも普及しているインプラント。エキスターナルコネクトの代表。
o リプレイスセレクト - 旧ステリオス社製のインプラントでノーベルバイオケア社がステリオス社を吸収したことによりリプレイスというブランドとなった。その後、インプラントのインターフェイスの潮流が、エキスターナルコネクトからインターナルコネクトへと変わり、リプレイスセレクトが開発された。
o ノーベルダイレクト - 一回法のインプラント。ワンピースインプラント。
* アストラテック社
o アストラテックインプラント - 世界屈指の製薬会社アストラゼネカのグループ企業。インプラントメーカーとしては後発であるが、その特徴である「インターナルコネクト」「コネクティブカウンター」などが他社に模倣されるなど、最新インプラントの基本形になっている。また、その他の特徴である「マイクロスレッド」により辺縁骨の吸収が少なく、「インターナルスリップジョイント」により、2次オペなどの術式が簡便であるなどの利点がある。
* ストローマン社
o ITIインプラント - 比較的歴史が長く、症例数が多いインプラント。
* ジンマーデンタル社(整形外科で有名なジンマー社のデンタル部門)
o スクリューベント - 2回法のインプラント。MTXブラスト処理タイプと (HA) コーティングタイプがある。
o スイスプラス - 1回法のインプラント
o カルシテックインプラント - ハイドロキシアパタイト (HA) コーティングのインプラント。
* デンツプライ フリアデント社
o ザイブ - ドイツ製のインプラント。フィクスチャーにテーパーがあり、ネック部と根尖部の2箇所で初期固定が得られるようになっている。
o アンキロス
o フリアリット2
* 日本メディカルマテリアル(京セラと神戸製鋼所それぞれの医療材料部門の統合によって設立)
o POI - 国産インプラントとしては最も歴史のあるインプラント チタン合金をベースに、表面に陽極酸化処理を施したタイプとハイドロキシアパタイト (HA) コーティングタイプがある。
o POI EX - 2006年に発売となった、上記POIのフルモデルチェンジ版 初期固定性能の向上と、より高度な審美的要求に応えることを目的に開発された。
* プラトン社
o プラトンバイオ - 日本製のインプラント。HAコーティングがされている
* アドバンス社
o AQB - 国産インプラント。HAコーティング。
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インプラントの術式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インプラントの術式は1回法と2回法の2つがある。近年はインプラントの改良により初期固定が格段に良くなったため、フィクスチャーの定着率は1回法と2 回法で有意差はほとんどなくなってきている。よりシビアなケースの場合、またGBR等の骨増生手術を同時に行う場合は2回法が選択され、その他の場合には 1回法が選択される。1回法の場合は即日仮歯を入れる即時加重を行えるメリットもある。ただ、通常小規模な診療所では導入しているインプラントの種類は1 ないし2種類であるため、導入しているインプラントの種類で術式が決まる場合も多い。
1回法の術式
1. インプラント埋入予定部の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを埋入。
3. アバットメントもしくは高さのないヒーリングアバットメントをフィクスチャーに連結。(場合により仮歯を入れる)
4. オッセオインテグレーション(インプラントが骨にしっかりと固定された状態)した時点でアバットメント(ヒーリングアバットメントを入れている場合はアバットメントに交換)に最終補綴物を被せる。
2回法の術式
1. インプラント埋入予定部の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを埋入。
3. フィクスチャーのネジ穴の部分をカバースクリューで蓋をして、剥離した歯肉を閉じる。
4. オッセオインテグレーション(インプラントが骨としっかりと固定された状態)した時点で2次手術を行う。
5. 2次手術では歯肉を再度剥離しカバースクリューを外しヒーリングアバットメントと交換し歯肉を閉じる。
6. 2次手術後1ヶ月程度あけ歯肉の形が整った段階でヒーリングアバットメントをアバットメントと交換し、最終補綴物を被せる。
補助手術
上顎洞底に近い、下顎神経に近接している、骨量が垂直的または水平的に少ない等の場合にそれを解決するために補助手術が行われる
* GBR - メンブレンを用い骨誘導のためのスペースを確保する。術前にあらかじめ行う場合と術中に行う場合がある。メンブレンの中に人工骨や術中集めた自家骨を入れる場合も多い。
* リッジエクスパンジョン(スプリットクレスト) - 骨の幅が足りない場合行う手術。歯槽骨頂にくさびのような器具をいれ幅を押し広げる。
* ソケットリフト - 上顎洞底を挙上させる方法。項目参照
* サイナスリフト - 上顎洞底を挙上させる方法。項目参照
* 下顎神経移動術(下歯槽神経側方移動術) - 下顎神経に近接している場合神経そのものを移動(多くは側方)させるもの。麻痺が一時的には必ず出るため日本ではほとんど行われない。
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インプラントの術式は1回法と2回法の2つがある。近年はインプラントの改良により初期固定が格段に良くなったため、フィクスチャーの定着率は1回法と2 回法で有意差はほとんどなくなってきている。よりシビアなケースの場合、またGBR等の骨増生手術を同時に行う場合は2回法が選択され、その他の場合には 1回法が選択される。1回法の場合は即日仮歯を入れる即時加重を行えるメリットもある。ただ、通常小規模な診療所では導入しているインプラントの種類は1 ないし2種類であるため、導入しているインプラントの種類で術式が決まる場合も多い。
1回法の術式
1. インプラント埋入予定部の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを埋入。
3. アバットメントもしくは高さのないヒーリングアバットメントをフィクスチャーに連結。(場合により仮歯を入れる)
4. オッセオインテグレーション(インプラントが骨にしっかりと固定された状態)した時点でアバットメント(ヒーリングアバットメントを入れている場合はアバットメントに交換)に最終補綴物を被せる。
2回法の術式
1. インプラント埋入予定部の歯肉弁を剥離する。
2. 骨をドリリングしてフィクスチャーを埋入。
3. フィクスチャーのネジ穴の部分をカバースクリューで蓋をして、剥離した歯肉を閉じる。
4. オッセオインテグレーション(インプラントが骨としっかりと固定された状態)した時点で2次手術を行う。
5. 2次手術では歯肉を再度剥離しカバースクリューを外しヒーリングアバットメントと交換し歯肉を閉じる。
6. 2次手術後1ヶ月程度あけ歯肉の形が整った段階でヒーリングアバットメントをアバットメントと交換し、最終補綴物を被せる。
補助手術
上顎洞底に近い、下顎神経に近接している、骨量が垂直的または水平的に少ない等の場合にそれを解決するために補助手術が行われる
* GBR - メンブレンを用い骨誘導のためのスペースを確保する。術前にあらかじめ行う場合と術中に行う場合がある。メンブレンの中に人工骨や術中集めた自家骨を入れる場合も多い。
* リッジエクスパンジョン(スプリットクレスト) - 骨の幅が足りない場合行う手術。歯槽骨頂にくさびのような器具をいれ幅を押し広げる。
* ソケットリフト - 上顎洞底を挙上させる方法。項目参照
* サイナスリフト - 上顎洞底を挙上させる方法。項目参照
* 下顎神経移動術(下歯槽神経側方移動術) - 下顎神経に近接している場合神経そのものを移動(多くは側方)させるもの。麻痺が一時的には必ず出るため日本ではほとんど行われない。
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